ゆく雲

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 「ゆく雲」は下宿先の娘との結ばれない恋を描いた小説。『太陽』第1巻第5号、博文館明治28年5月5日)初出。半井桃水の紹介で大橋乙羽が執筆依頼。

登場人物

  • 野沢桂次 - 主人公。山梨の地主の野沢家の養子だが、学問修行のために上京。
  • お縫 - 上京中に下宿した上杉家の先妻の娘。
  • お作 - 野沢家の実の娘。桂次との結婚の約束がある。

あらすじ

 野沢桂次は養子になった野沢家の娘との結婚の約束だが、勉強のために上京したときに、下宿先の娘お縫と惹かれ合うようになる。お縫は先妻の娘で継母からつらい仕打ちを日々受けている。思いを残しながら、便りだけは欠かさないと伝えて桂次は養親の家に戻るしかなかった。

原文