森田草平

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 明治14年1881年)3月19日岐阜県生まれ、昭和24年(1949年)12月14日没。小説家。代表作は『煤煙』。

 生前の一葉との親交はなかったが、明治36年11月末か12月に偶然、晩年に一葉のいたことは知らずに丸山福山町の家の奥の六畳間一部屋を借りた。友人の栗原古城にその家のことを教えたところ、馬場孤蝶に伝え、孤蝶は一葉のいた家ではないかと指摘した。森田が居住していた時期には、すでに池はすべて埋められていた。

 明治37年の春に森田草平は仲間と共に一葉祭を企画し、馬場孤蝶の斡旋で樋口邦子を招待(幼少の樋口悦を連れて参加)。与謝野晶子与謝野鉄幹上田敏河井酔茗蒲原有明小山内薫と妹の八千代子などが出席。森田草平の仲間では、生田長江、川下江村、五島駿吉、中村古峡、栗原古城が集まった。その際に撮影された写真がある。『続夏目漱石』昭和18年、甲鳥書林、P. 86ff.

 森田草平は夏目漱石門下として有名だが、彼が漱石と会ったのは明治38年の暮れである。上田敏の紹介の可能性があるが、あいまいな叙述を残している。