永井荷風

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 明治12年(1879年)12月3日生まれ、昭和34年(1959年)4月30日没。小説家。本名は永井壮吉。

 馬場孤蝶の後任として一時期は慶応大学文学部教授になった。 樋口一葉を高く評価する文学者の一人。「たけくらべ」の舞台となった地域の散策を行っていた。また「にごりえ」の系譜につながる『墨東綺譚』などの小説がある。一葉は丸山福山町時代に近隣の銘酒屋の浦島屋の私娼たちとの交流から「にごりえ」の題材を得ていた。

  • 『下谷叢話』では、(樋口則義と知人の)大沼枕山と(母方の祖父)鷲津毅堂を取り上げた。同書では、真下晩菘が植村蘆洲と編纂した『六名家詩釥』が言及、これは六人の詩人、藤森弘庵、大槻磐渓、大沼枕山、横山湖山、鷲津毅堂、梅痴上人の詩選集である(岩波文庫版177頁)
  • 上田敏が『太陽』臨時増刊号(第6巻8号・明治33年6月)に寄稿した文学史を読んで、荷風はボードレールを知りフランスに傾倒することになった。