雪の日

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 東京で桂木の妻となった珠が雪を見て過去の失敗を悔いる物語。

登場人物

  • 珠 - 雪の日の過去を思い出す人妻。
  • 桂木一郎 - 珠の夫。
  • 珠の伯母 - 珠の育ての親。

あらすじ

 珠は雪を眺めて過去の失敗を悔いていた。彼女は山里の小村の名門である薄井家の子で、幼くして両親を失うと、伯母が育ての親になり可愛がられた。幼くして知った小学校の教員・桂木一郎との仲が、珠15歳、桂木33歳の時に噂になった。何のやましさもなかったが、伯母からも桂木と会わないようにと厳しく禁じられた。噂を信じた伯母を恨み、1月7日の雪の日に球は桂木の許を訪れ、二人は東京に駆け落ちすることになった。だが、今では桂木は夫としてつれない対応で、伯母の死の知らせもあり、雪を見るとすべて自分の失敗だったことを思い知らされるのだった。

原文